「第五次環境基本計画」（平成30年４月閣議決定）において新たに提唱された、「地域循環共生圏」では、各地域が自立・分散型の社会を形成しつつ、地域の特性に応じて資源を補完し支え合う取組を推進し、持続可能な地域づくりを通じて、環境で地方を元気にしていくとともに、持続可能な社会を構築していくこととされています。　環境アニメイティッドやおでは、地域循環共生圏の考え方である「環境で地方を元気にする」、「持続可能な社会の構築」に向けて、多様なステークホルダーと意見交換を行い、さまざまな環境活動に取り組んでいます。

〇令和元年度の取組

令和元年度には、八尾市の地域循環共生圏の構築に向けて多様なステークホルダーと意見交換をし、ビジョンを作成しました。そのビジョンに基づいて、高安地域にある廃校の内装を改修し、絶滅危惧種であるニッポンバラタナゴを軸とした、「きんたい廃校博物館」の開館や市内の史跡や資料館を自転車で巡るエコツアーの開催などを実施しました。

〇令和２年度の取組

令和２年度には、八尾市の地域循環共生圏の構築に向けたマスタービジョン「持続可能な都会派里山暮らしが集まるまち」を掲げました。また、廃校に「八尾廃校SATODUKURI BASE」という名前を付け、WEBサイトの構築、PR動画の作成等の情報発信を行いました。さらに、マスタービジョンに基づいて、八尾廃校SATODUKURI BASEを本格始動するため、廃校の整備や改装の費用を新たな資金調達の手法であるクラウドファンディングに挑戦し、目標金額に到達することができました。

令和３年度では、八尾市の地域循環共生圏の構築に向けたマスタービジョン「持続可能な都会派里山暮らしが集まるまち」に基づき、さまざまな取組を実施しています。詳しくは、こちらからご覧ください！